変わらないもの変わりゆくもの
個展と珈琲のお店
13年ぶりに立ちよりました。
マスターは変わらすにドアをあけると『いらっしゃい』といってくれました
今日は個展の催しは無しでた
蔵を改造した天然木をそのまま利用したような内装は なんだか入ると落ち着くところでした
珈琲を飲むカップは棚から好きなのを選ばせてくれます
ちゃんとカップを温めて ミルでひいたばかりの豆で入れてくれます。
わたしがたまたま選んだカップが、偶然にもマスターの息子さんが(陶芸で)作ったものだったらしく、喜んでいただきしました。
珈琲は13年前と変わらない優しい味でした
久しぶりに来たという事をいろいろ話すと、ああ…あの頃ね…とマスターの視線で当時の事を話はじめました。
当時はまだバブルの余韻が残っていて、アートの活動する人たちが多かった。
あの頃 仲の良い、感じの良い老夫婦が経営しているアトリエ
その印象しかありません
「もう80歳ですよ、僕は
今は、無理しない程度に お店開けてます。」
世の中が不景気になると、アートを行う余裕が作家さたちになくなるようで
前は一年先まで個展の予約がいっぱいだったのに、今は月に二回個展が入るか入らないかの状態だそうです。
好きな事をするにはお金と時間が必要だから…
今はみんな、この不況で生活するので忙しいからね、、
そのあと政治の話などを少々しました。
世の中の仕組みがわかってくると、やるせなくなります。
せめて景気がよくなってほしいものです。
結局、、、最後まで「奥さんはお元気ですか?」と聞けないままのわたしでした。
また、来ますね。っていった時のらマスターの微笑んだ顔が印象的でした
どうか お元気で無理をしないで続けられて下さい。